脱毛効果がアップする!?医療脱毛前の正しい自己処理の方法
医療脱毛を始める際にはすべて行ってもらえるわけではないので、施術前に自分でも脱毛予定の場所を処理する必要があります。
とはいってもどんな方法でも良いという訳でなく、ある程度決まった方法での処理になります。
◆間違った処理していない?オススメの自己処理の方法
まずやってはいけないのが、毛抜きでの自己処理です。
毛抜きは脱毛効率が良くありません。
レーザー照射した際に毛が表面に少し見えている状態だとレーザーが反応し、毛根部の毛母細胞まで熱が届き、毛母細胞を効率よく、そして肌への負担も少なく破壊できるからです。
毛抜きで抜いてしまうと表面に少し毛が見えるといったベストな状態ではなくなるからです。
そして、毛抜きで抜いてしまうと再び生えてくるまでに40日ほどかかってしまいますので抜かないようにして下さい。
そのため、クリニックのカウンセリングではカミソリで剃る処理をおすすめされます。
カミソリでの処理なら表面に少しだけ毛が見えている状態になりますので、効率よく照射、そして脱毛効果を得やすいです。
電気シェーバーはどうですか?という質問もあります。
電気シェーバーの場合、カミソリによる肌への負担が少ないというメリットがありますが、この場合、表面から1、2mmぐらい出ているような状態に仕上がるので、出ている分、レーザーの反応が強くなってしまいます。
その分、表面の熱が強くなりやけどのリスクも出てきてしまいますし、レーザーの熱を毛根まで伝えられなくなる可能性もあります。
なので電気シェーバーでの処理はお勧めできません。
最終的にはカミソリで表面から毛が出ない状態になるように剃りましょう。
◆自己処理のタイミングと処理時の注意点
脱毛前の自己処理をする際には基本的に前日、処理をするようにします。
当日の処理だとカミソリによって肌へのダメージが出てしまいますし、そこへさらに施術によるレーザー照射のダメージが重なってしまうからです。
カミソリで毛が出ていないくらいまでに剃り、刺激の少ないスキンケア商品を使用して保湿しつつ、肌の状態をいたわるようにして下さい。
通常は前日でも良いのですが、男性がひげ部分の脱毛を行うといった予定の場合のみ、前日処理だと当日に少し毛が出てしまう状態になるので、脱毛当日の朝にシェービングするようにして下さい。
シェービングする際の注意点としては剃っている時に肌を切ってしまわぬようにしましょう。
切り傷が出来てしまった箇所の照射は施術時に避けられてしまうので、微妙に傷があった箇所のムダ毛は充分な脱毛効果を得る事が出来ない状態になります。
対策としてはある程度質の良いカミソリを購入して剃った方がトラブルが少ないです。
安いカミソリを買って剃っていると大抵、切り傷が出来てしまったり、カミソリによる肌荒れが起きやすくなる可能性があります。
他にも当日の施術による肌へのダメージも受けやすくなってしまうので避けるようにした方が良いでしょう。
◆時間がなかった!もし自己処理を忘れてしまった場合
通常は前日に処理をする事が前提なのですが、処理をする時間がなかった、気がついたのが当日で慌てて駆け込んだなど、何らかの事情があって処理が出来なかったという場合があります。
そのままだと施術は出来なくなってしまうので、当日、クリニックの方でシェービングをしてもらうといった対応もあります。
ただ、この場合は別料金でシェービングしてもらう事になります。
金額に関してはクリニックによって違いがあります。
そして部位によってもシェービング料金が変わってきますので事前に確認をするようにして下さい。
同じように処理をしてきたのだけれど、毛が飛び出ている部分が長いなと判断された場合も同様に追加料金がかかった上でシェービングする事になります。
また、VIOラインなど処理がいまいちしにくくて心配な箇所も相談をしてみると良いです。
その場合、やはり追加料金はかかりますが当日、剃ってくれます。
この様に追加料金自体はかかってしまいますが、当日、施術前に剃ってもらう事は可能になりますので、処理を忘れた場合はクリニックに相談するようにしてみて下さい。
一応、申し込み前のカウンセリングで自己処理についてと当日、剃り忘れ、剃り残しがあった場合の説明を聞いておくようにして下さい。